初開催の国際大会「プレミア12」(11月8日開幕・日本、台湾)の侍ジャパンに選出された日本ハム勢の4人が28日、最終調整をスタートした。

 2軍施設のある千葉・鎌ケ谷で、増井浩俊(31)と大谷翔平(21)の両投手、中田翔(26)と中島卓也(24)の両内野手が秋季練習メンバーに交じって体を動かした。本番直前の福岡での合宿に合流するまで拠点とし、総仕上げを行う。

 大谷は「実戦がないので特に調整というわけではないですけれど、ケガなくきている」と順調な経過を説明。中田は打撃の感触が良くなく、特打を敢行するなど精力的にピッチを上げた。「自分の気持ちのいいスイングが、シーズン中から試合の中でできていない」と危機感十分に、大粒の汗を流していた。