中日ドラフト育成5位の八戸学院光星・呉屋開斗投手(18)が28日、同校で中日の中田宗男スカウト部長、山本将道スカウトから指名のあいさつを受けた。呉屋は「あいさつに来ていただいて(指名の)実感がわいた。真っすぐで勝負できる投手になり、まず支配下選手、そして1軍で投げたい」と話した。

 中田部長は呉屋について「思ったより体が大きい。左腕でいい球を投げる。まだ持っている才能の5割ほどしか出ていないが、将来性を買って指名した」と話した。呉屋に対しては「プロは非常に厳しい。コンディションづくり、体力づくりをしっかり」とアドバイスを送った。呉屋は「緊張感を持って練習に取り組んでいきたい」と顔を引き締めた。