広島ドラフト7位の山形中央・青木陸捕手(17)が29日、山形市内の同校で指名あいさつを受けた。高校通算46本塁打を誇る“山形の大砲”は「最初の1年目が勝負。入ってすぐから使える選手を目指し、息の長いプロ生活を送れるようにしたい」と話した。

 入団後は内野手で勝負する。この日訪れた近藤芳久スカウトは「今、チームに長打を打てる日本人はいない。サードも固定されていないので十分にチャンスはある」と大きな期待を寄せる。

 青木も「どこでも守れる準備はしている。若い選手も多いので、その中で負けないようにやっていきたい」と力強く言った。