巨人高橋由伸監督(40)が1日、東京6大学野球の早大-慶大2回戦(神宮)を観戦した。

 この日は、秋季練習が休養日だった。「8割、9割はプライベートで(慶大)OBとして来ました」と言うものの、早大にはドラフト2位の重信慎之介外野手(22)、慶大には同5位の山本泰寛内野手(22)が在籍。7回まで見届けた高橋監督は「(2人を)生で見たことがなかったので良かった。重信君は足がいいですね。打ってからも速い。山本君も1本ライトに惜しいの(右飛)があったので、力はあるかなという感じはしました。でも、2打席3打席ぐらいしか見ていない。すぐに(レギュラー)争いになってくれたらいいですが、そんな甘い世界ではない。それぐらいの覚悟を持ってきてほしい」と語った。

 また、桐蔭学園の後輩で楽天同3位の早大・茂木栄五郎内野手(21)と、慶大の後輩で日本ハム同6位の横尾俊建内野手(22)にも「チームは違うけど後輩なので、プロの世界に行っても頑張ってほしい」とエールを送った。