日本ハム、DeNAで活躍した菊地和正投手(33)が11日、今季限りで現役を引退することを決断した。今季はBCリーグ群馬で兼任投手コーチとしてプレー。10日の12球団合同トライアウトを受験し、NPB復帰の可能性にかけたが断念した。

 上武大から04年ドラフト6巡目で日本ハムへ入団。中継ぎ右腕として09年は58試合登板を果たすなどリーグ優勝に貢献した。11年オフに自由契約となりDeNA入団。移籍1年目の12年にプロ入り最多63試合に登板。プロ通算177試合登板で9勝7敗1セーブ、40ホールド。菊地は「今回のトライアウトで、気持ちがすっきりした」とケジメ。今後は指導者など、球界に携わっていく第2の人生を模索していく。