プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2015 supported by リポビタンD」が25日、都内で行われた。

 パ・リーグ新人王を獲得した日本ハム有原航平投手(23)が、表彰式へのカムバックを誓った。球団では10年榊原以来、5年ぶり12人目の同賞受賞。「すごくうれしいです。来年からは何か違うタイトルを取って、また来られるように、1年1年頑張っていきたいです」と目標を掲げた。

 昨年のドラフトで4球団が競合した大型新人だが、右肘に不安を抱え合同自主トレ、春季キャンプでは投げることもできなかった。我慢を重ね、5月15日オリックス戦で初登板初勝利。8勝を挙げ(6敗)、プロ入り初めて中継ぎ登板したクライマックスシリーズでも勝利投手になった。「支えてくれたチームの人に伝えたいです」と感謝した。

 ヤクルト山田やDeNA山崎康は同い年。「彼らのように」との気持ちは強い。「開幕からローテに入って投げたいです。規定投球回はいきたい」。またこの場所で、スポットライトを浴びる。