1軍担当に転向する阪神浜中治打撃コーチ(37)が、大砲候補の横田慎太郎外野手(20)に背番号31を奪え、とはっぱをかけた。23日、甲子園歴史館が主催するトークショーに出演。「成長してレギュラー取ったときにね。掛布2軍監督も受け継いでほしいと思っているはず」と話した。

 来季から掛布2軍監督が背負う「31」番は、浜中コーチも04、05年と2年間背負った愛着ある番号だ。台湾のウインターリーグでも日本チームの打撃コーチを務め、現地で打率3割4厘を記録した横田の打撃もチェック。「まだまだだけど、素質はあります」とほれ直した。

 また、秋季キャンプから徹底指導している陽川は台湾で打率3割3分9厘、2本塁打、13打点と好成績。途中でチームを離れた浜中コーチは「毎試合、状態や試合の感想などをメールさせていた」と「遠隔指導」していたことも明かした。