楽天松井裕が3日、「超一流」を指針に3年目シーズンを始動させた。ランニングで横浜市内の神社を訪れ必勝祈願。「40セーブが目標。今年は抑えるものだと思って起用される。プレッシャーの中で結果を残したい」と決意した。

 ハードワークにも耐えられる土台を築く。昨年12月、立花社長の仲介によりレンジャーズのダルビッシュと初めて会食をした。技術面以上に、体づくりの話が印象に残っている。「とにかく知識が豊富。おすすめのサプリメント、買いました。超一流の方が使っているもの。試合中の集中力などを補えれば」。守護神2年目に向け「短いイニングを抑え、1年間投げ続けるための体づくりをしたい」と明確な目標を抱く。

 今月中旬には、昨年に続きヤンキース田中らと合同自主トレを行う。「仙台に戻った時に、今と違う自分になっていたい」。日本人投手のトップランナー2人に学び、さらに飛躍する。【松本岳志】