西武の菊池雄星投手(24)が9日、東京都世田谷区内の施設での練習を公開した。

 目標の15勝に向けてスクワットなど下半身の筋力強化に励み「15勝するためにこのオフを過ごしている。周りの方の期待に沿う勝ち星を挙げたい」と今季への意気込みを語った。

 筋肉を大きくし、プレーの質を上げる試みを続けている。昨季は空振りを取れる場面が多くなり、自己最速の157キロも計測。プロ2年目から取り組んでいるウエートトレーニングの効果を感じたという。「空振りを取れる球にしていくのは勝つために大事なことの1つ。球種が多くないので直球にはこだわってやっていきたい」と話した。