中日のドラフト1位、小笠原慎之介投手(18=東海大相模)が沖縄・北谷キャンプ第3クール初日の9日、初めて捕手を座らせてブルペン投球を行い、このキャンプ自身最速の146キロをたたき出した。

 33球を投げた左腕は最速を聞いて「そんなに出ていたのかと。今日は6~7割くらいの力でした。飛ばしすぎると故障してしまうので」と抑えながらの投球だったことを明かした。森ヘッドコーチは「146か。次は150だな」と黄金左腕に笑顔で話しかけていた。また他球団のスコアラーからは「ものが違う」と驚きの声が挙がった。