西武高橋光成投手(19)が乱れた。先発し、4回を7安打7失点(自責6)。

 1回に、自らのけん制悪送球から広げたピンチで藤田に先制適時打を許すと、続くゴームズには2ランを献上。2回は2死無走者から与えた四球が引き金となって3点を失った。

 目標の開幕ローテーション入りに向けて結果が出せず、「今日の収穫は特にないです。課題が多く見つかった。特にカウントを悪くしてからの投球。打者有利にして打たれてしまった。1つのアウトを貪欲に取りにいかないといけない。この結果を受け止めて、次にチャンスがあればしっかり投げたい」と、唇をかんだ。

 田辺徳雄監督(49)は「フォークがよくなかった。打者が簡単に見逃していたし、それだけストライクとボールがはっきりしていた」と厳しい表情。次回登板がローテ生き残りへのラストチャンスとし、「内容を伴った結果が出ないと」と、奮起を求めた。