日本プロフェッショナル野球組織は24日、16年シーズンから試合をスピーディーに進めたチーム及び選手個人を対象にした「スピードアップ賞(仮称)」を制定し、コミッショナー表彰を行うと発表した。表彰対象は以下の3項目。

 <1>レギュラーシーズンにおいて、最も平均時間(9回試合のみ)が短かったセ・リーグ、パ・リーグの各1チームずつ。

 <2>レギュラーシーズンにおいて、最も平均投球間隔(無走者時)が短かった投手。セ・リーグ、パ・リーグの各1名。

 <3>レギュラーシーズンにおいて、最も相手投手の平均投球間隔(無走者時)が短かった打者。セ・リーグ、パ・リーグの各1名。

 また、試合を顕著にスピーディーに進めたチーム、個人にはコミッショナーから特別表彰が与えられる場合がある。

 昨年の実績では、投手は、セ・リーグが中日バルデスの10・3秒、パ・リーグは西武牧田の8・8秒が最も速かった。

 打者は、セ・リーグがヤクルト中村の12・1秒、パ・リーグはソフトバンク中村の12・5秒が最も速かった。