関学大が先勝した。関学大は大倉卓也内野手(3年=智弁和歌山)が初回に大学1号の先制弾を放ち、7回に3点を追加。今秋ドラフト候補の近大・畠世周投手(4年=近大福山)は7回途中4失点で降板した。

 8球団14人の編成担当が見守る中、近大・畠は黒星発進となった。「ストレートで押し勝てると思いましたが考えが甘かった」と悔やんだ。だが、最速は149キロをマーク。3月8日プロアマ交流戦・阪神戦5回無失点の勝ち投手の春初戦だけに編成トップも駆けつけ「昨年から、いい投手だと見続けています」(日本ハム木田GM)と高評価は変わらなかった。