大産大が高下(こうげ)昇大投手(4年=玉野)の好投で雪辱し、帝塚山大との対戦成績を1勝1敗の5分にした。

 初回に相手のミスから1点を先制し、2回は中川大輔外野手(4年=関西中央)幸田翔太内野手(同=同)の連続適時打などで3点を追加。2年秋以来のリーグ戦復帰を果たした高下が相手打線を5安打に封じ、球数はわずか97球で大学2勝目を無四球完封で飾った。

 今季のチーム初勝利に、宮崎正志監督は「高下はリズムよく、丁寧に投げてくれました」とねぎらった。