最下位が決定している中大が専大を下し、今季初勝利を挙げた。

 鍬原拓也投手(3年=北陸)が5回2安打無失点と好投。これまで投手陣が四死球で崩れていたが、鍬原は1四球で攻撃にリズムを作った。前カードの日大戦で連敗し82年春以来の開幕8連敗を喫したが、うれしい今季初白星となった。鍬原は「9連敗だけはだめだと思ったので緊張しました。打たせて取って、テンポ良く投げようと思いました。勝ててほっとしました」と安堵(あんど)した。