日本ハム斎藤佑樹投手(27)にアクシデントが襲った。2番手で8回からマウンドへ上がり、2イニング目の9回に楽天枡田の打球が左太ももの内側に直撃(記録は投安)。そのままベンチへ下がり、交代となった。ベンチ裏ではアイシングを行った。「投げていないから分からないけど、大丈夫だと思う」と、大事には至らない見通しを明かした。

 この日は大谷翔平投手(21)が「6番投手」でスタメン出場したため、斎藤も8回から「6番投手」に入った。8回先頭の聖沢に左前打を浴びたが、続く福田を遊ゴロ併殺打。代打銀次を遊飛に抑えて無失点で切り抜けた。

 9回も続投。先頭の早大の後輩、新人茂木に左中間への二塁打。ピンチを背負うと、1軍では初対戦の注目ルーキー・オコエは134キロのフォークで空振り三振。続く枡田の投安の打球が左太ももの内側に直撃して降板。1死二、三塁の場面で急きょ登板した井口が中川に2点中前適時打を浴び、斎藤は今季初失点。1回1/3を3安打2失点だった。