日本野球機構(NPB)は30日、都内で今日31日に開幕する「日本生命セ・パ交流戦」の開催概要会見を行い、パ・リーグ勢からはソフトバンクの独走ストップへ、セ・リーグに協力を求める声があがった。

 ソフトバンクは昨年の交流戦は12勝6敗で最高勝率をマークし、過去11年間で5度1位に輝いた。現在は貯金18で2位のロッテに6ゲーム差を付け、会見に出席したロッテ鈴木は「強すぎて大変です」と懇願し、西武炭谷は「勝ちたいので、セ・リーグの皆さんにはソフトバンクとロッテを抑えてもらいたい」と言った。セ・リーグが勝ち越したのは09年の1度だけ。昨年に続き、勝ち越しリーグの6球団(1位1000万円など)と最高勝率球団(500万円)に賞金が贈られる。勝ち越しリーグには、今秋ドラフト会議でのウエーバーの優先権が与えられる。