ソフトバンクが２年連続Ｖ／2016交流戦まとめ

　日本生命セパ交流戦は２０日、全日程が終了した。最終成績はパ・リーグの６０勝４７敗１分けとなり、７年連続の勝ち越しとなった。勝率１位はソフトバンクで２年連続６度目。ソフトバンクは計１５００万円の賞金をゲットした。

最終順位

位	チーム	試	勝	敗	分	得	失	本	勝率
1	ソフトバンク	18	13	4	1	83	48	23	.765
2	ロッテ	18	12	6	0	85	56	11	.667
3	広　島	18	11	6	1	61	57	15	.647
4	楽　天	18	11	7	0	67	60	12	.611
5	日本ハム	18	10	8	0	67	54	17	.556
6	西　武	18	9	9	0	69	65	9	.500
7	巨　人	18	9	9	0	64	78	13	.500
8	中　日	18	7	11	0	46	49	12	.389
9	ＤｅＮＡ	18	7	11	0	60	65	13	.389
10	阪　神	18	7	11	0	44	72	3	.389
11	ヤクルト	18	6	12	0	84	104	14	.333
12	オリックス	18	5	13	0	54	76	10	.278

※６、７位は直接対決、８～１０位は得失点率差による

打率ベスト１０

位	選手	試	打	安	本	点	盗	振	率
1	城所龍磨（ソ）	15	53	22	5	12	6	9	.415
2	森　友哉（西）	18	55	21	1	5	0	9	.382
3	デスパイネ（ロ）	17	63	24	1	9	0	5	.381
3	鈴木誠也（広）	16	63	24	4	13	2	10	.381
5	長野久義（巨）	18	72	26	1	8	1	13	.361
6	秋山翔吾（西）	18	75	27	1	10	2	9	.360
7	西川遥輝（日）	16	62	22	2	6	3	17	.355
8	田村龍弘（ロ）	17	54	19	0	7	0	12	.352
9	宮崎敏郎（Ｄ）	15	52	18	4	8	0	5	.346
10	鈴木大地（ロ）	18	64	22	0	10	1	4	.344

防御率ベスト１０

位	選手	試	勝	敗	回	安	振	失	責	防御率
1	大谷翔平（日）	3	3	0	24	11	30	2	1	0.38
2	則本昂大（楽）	3	3	0	25	16	25	3	2	0.72
3	メッセンジャー（神）	3	2	1	22	14	27	2	2	0.82
4	吉見一起（中）	3	1	1	19.2	17	17	2	2	0.92
5	松葉貴大（オ）	3	1	1	19	12	12	3	2	0.95
6	釜田佳直（楽）	3	2	0	18.2	13	10	2	2	0.96
7	野村祐輔（広）	3	3	0	18	16	9	2	2	1.00
8	大野雄大（中）	3	2	1	23	12	14	6	3	1.17
9	ジョーダン（中）	3	1	1	21.2	13	24	3	3	1.25
10	東浜　巨（ソ）	3	2	0	20.2	12	15	3	3	1.31
10	石川　歩（ロ）	3	3	0	20.2	23	15	3	3	1.31

交流戦ハイライト

【城所大活躍中】

プロ１３年目のソフトバンク城所龍磨外野手（３０）が大ブレーク。打率４割１分５厘、５本塁打と大活躍。１９日阪神戦ではプロ初の満塁弾も放った。後日発表されるＭＶＰの最有力候補に。

: ５回表２死満塁、右越え満塁本塁打を放つ城所。投手岩貞（撮影・田崎高広）

【セイヤ！　セイヤ！　セイヤ！】

広島鈴木誠也外野手（２１）も交流戦で大ブレーク。１７、１８日のオリックス戦で２試合連続のサヨナラ弾。さらに１９日の同カードでは８回に決勝ソロ。３試合連続の大活躍で日刊スポーツ首都圏版１面に登場！

: ２０日の日刊スポーツ首都圏版１面

【オコエ初本塁打】

楽天のドラフト１位ルーキー、オコエ瑠偉外野手（１８）が１８日のＤｅＮＡ戦でプロ初本塁打を放った。

: ファンのコールに応える楽天オコエ（撮影・野上伸悟）

【リアル二刀流全開】

日本ハム大谷翔平投手（２１）は３試合に登板。すべて「５番投手」で出場し無傷の３連勝。５日の巨人戦では自己最速の１６３キロをマークするなどセ・リーグのファンも魅了！？

: ４回裏巨人１死満塁、クルーズへの大谷の投球が１６３キロを計測（撮影・野上伸悟）

【史上初のコリジョン・サヨナラ勝ち】

１４日の広島－西武戦で広島が史上初のコリジョン（衝突）ルールによるサヨナラ勝ちを決めた。９回２死一、二塁から、赤松の中前適時打で二塁走者菊池が生還。１度はアウトの判定も、約１０分間のリプレー検証の末、返球を受けた西武上本捕手が走路をふさいだと判断され、セーフとなった。広島は今季３度目のサヨナラ勝ちで連敗を止めた。