DeNA筒香嘉智外野手(24)がプロ野球史上初の3戦連続2本塁打をマークした。
巨人先発の菅野から1回に先制の中前適時打を放つと、6回には左翼席への27号ソロ。延長12回、巨人5番手でプロ通算600試合登板となった山口から、右翼席に突き刺す今季2度目のサヨナラ弾を放った。
19日ヤクルト戦から2戦連続で2本塁打に続き、この日も2本塁打で、3戦6発。ホームランダービー独走状態だったヤクルト山田に1本差と迫った。
試合後のヒーローインタビューおよび、囲み取材での主な一問一答は以下の通り。
-すごい本塁打だった
筒香 そんなことないです。もう点を取るしかなかった。強い打球を打ちにいった。ホームランになってくれて良かった。
-巨人菅野からの本塁打は
筒香 相手はセ・リーグNO・1投手。打てたのはたまたまです。
-3試合連続で2本塁打と勢いが止まらない
筒香 試合に勝つことが大事。試合に勝てたことが一番うれしい。一戦、一戦、目の前の相手と戦っていくだけ。今日は遅くまで応援ありがとうございました!
-3戦連続2本塁打はプロ野球史上初の快挙
筒香 あまり興味がない。試合に勝てたことが良かった。
-延長12回はどんな気持ちで打席に入ったか
筒香 引き分けだったら意味がない。そういった声がベンチからも聞こえてきた。チームメイトに乗せられて打てた。
-サヨナラ弾の打席は内角を待っていたのか
筒香 インコースだけを狙っていたわけじゃない。うまく開き直って打てた。
--敬遠も意識したのか
筒香 山口さんからは実際、あまり打てていない。後ろにロペスもいたので、何とか塁に出てチャンスを広げようと。
-菅野からも本塁打を打った
筒香 特別な感情はない。直球と分かっていてもなかなか捉えられない。直球が多いなという意識はあった。ただ、どのボールも簡単なボールはない。どれかを待っていたということはない。球種は関係なく強い打球を打とうと意識した。