巨人大竹寛投手(33)が7回4安打1失点と好投した。負ければ広島の優勝が決まる一戦で、ヤクルト打線を封じ込め6勝目を挙げた。

 3回1死満塁のピンチで迎えた4番バレンティンとの対戦では、外角低めのスライダーで投ゴロ併殺に仕留め無失点に抑えた。

 8月27日のDeNA戦(横浜)は4回1/3を8安打6失点、3日の中日戦(東京ドーム)では3回1/3を7安打4失点と早々にKOされていただけに、大竹は「ここ2試合はふがいない投球だったので、今日は何とか勝ちたいという気持ちでマウンドに上がった。次も貢献したい」と笑顔で振り返った。