日本ハム宮西尚生投手(31)がプロ9年目で、念願のタイトルを確定させた。

 3点リードの8回に3番手で登板して3者凡退に切り、今季39ホールドポイント目をマーク。

 今季の残り試合から、誰にも上回られる可能性がなくなり「最優秀中継ぎ投手」に輝くことが決まった。

 入団から中継ぎ一筋のスペシャリストで第一線を走ってきたが、ようやく報われた。「まさかのタイトル。いろいろな運がある。野手がどんな状態でも点を取ってくれた。感謝しています」と、しみじみと浸っていた。