日本ハム武田久投手(37)が来季も現役を続行することが18日、分かった。

 15年3月に右膝、同年8月に左膝と両膝の半月板を手術。壮絶なリハビリを経て、15日に中継ぎ陣の一員として今季2度目の1軍昇格を果たした。通算527試合登板で167セーブ、107ホールド。2年ぶりに1軍復帰した今季は現在5試合登板にとどまっているが、球団側は来季も必要な戦力と判断。近日中にも最終的な意思確認を行う見込み。

 武田久本人も意欲を持っており、支障はないとみられる。

 また、武田久と同学年の武田勝投手(38)は今季限りで現役引退の方向と判明した。技巧派左腕として09年から4年連続2ケタ勝利をマークするなど、プロ通算243試合登板で82勝。11年目の今季は1軍登板機会がなく、ユニホームを脱ぐ決断へ傾くことになりそうだ。