広島塹江敦哉投手(19)がプロ初先発を5回2安打2失点でまとめた。

 1回先頭桑原に中前打で走者を許し、1死一塁から3番ロペスに先制2ランを被弾。しかしその後は最速150キロの直球を軸に、スライダーも要所で決めた。2つの併殺を奪うなど野手にも助けられ、上々の初先発だった。

 塹江は優勝翌日の9月11日巨人戦(東京ドーム)でプロ初登板。しかし先頭の長野に初球を左中間に運ばれるなど1アウトしか奪えず6失点。防御率162・00でデビューした。9月16日の中日戦(マツダスタジアム)では本拠地デビューを果たすと、1回を3者凡退で仕留めた。防御率を40・50まで落とした。そしてこの日、初先発で好投。防御率は11・37まで落ち着いた。