今季限りで現役引退するDeNA三浦大輔投手(42)が29日、ヤクルト戦でラスト先発。6回3分の1を投げ12安打10失点で今季3敗目。プロ通算172勝184敗で幕を閉じた。
四半世紀の間、横浜一筋を貫いた。チームメイト、ファンからも愛された「ハマの番長」のプロ25年間を写真で振り返る。
- ファンとハイタッチしながら三浦(左)は場内1周する(撮影・松本俊)
記録にも記憶にも残ったハマの番長
プロ25年間の足跡
通算勝利数 172勝(球団3位、歴代40位)
通算敗戦数 184敗(歴代12位)
先発登板数 488試合(球団最多)
通算投球回 3276回(歴代18位)
通算奪三振数 2481個(歴代9位)
連続年勝利 23年連続勝利(山本昌、工藤と並びプロ野球最多タイ)
連続年安打 24年連続安打(歴代4位)※「プロ野球投手による安打を放った最多連続年数」としてギネス世界記録
連続出場 25年連続出場(プロ3人目、歴代2位)
タイトル
97年 セ・リーグ最高勝率(10勝3敗、勝率7割6分9厘)
05年 最優秀防御率(2・52)最多奪三振(177個)
91年12月 大洋新入団選手発表会見
- 大洋新入団選手発表会見 後列左から3人目が三浦大輔(写真は1991年12月20日)
93年 プロ入り初勝利 3勝3敗
- プロ入り初勝利を挙げ、ファンの声援に応える横浜三浦大輔(写真は1993年9月4日)
94年 2勝2敗
95年 8勝8敗
96年 5勝10敗
97年 10勝3敗
98年 マシンガンで横浜日本一 12勝7敗
- リーグ優勝しセレモニーで写真に納まる三浦ら横浜ナイン(写真は1998年10月9日)
- 横浜日本一祝勝会 nWoのTシャツを着て鈴木尚典(右)とともにポーズをとる三浦大輔(1998年10月26日)
99年 9勝10敗
00年 11勝6敗
01年 11勝6敗
02年 4勝10敗
03年 5勝5敗
04年 6勝8敗 1500投球回達成
- 中日対横浜13回戦 2回裏無死、アレックスを三振に切り1500投球回を達成した横浜三浦大輔(写真は2004年6月19日)
05年 12勝9敗 最優秀防御率&最多奪三振
06年 8勝12敗 通算100勝を達成
- 通算100勝を達成した三浦大輔は花束を手にファンの声援に応える(2006年5月9日)
07年 11勝13敗
08年 7勝10敗 FA残留
- FA宣言をし会見の席に着く横浜三浦大輔 (2008年11月17日)
- 横浜ファン感謝デーで三浦大輔は、ファンにもみくちゃにされながらイベント会場を移動(2008年11月23日)
- 残留か、移籍か、人生の一大決心に悩む横浜三浦大輔投手は、野球少年とのふれあいで心を和ませた(2008年11月24日)
- 横浜残留を決意し会見に臨む三浦大輔(2008年11月30日)
09年 11勝11敗
10年 3勝8敗
11年 5勝6敗
12年 9勝9敗 通算150勝
- DeNA対巨人 通算150勝を達成した三浦大輔は中畑監督の祝福を受け笑顔を見せる(2012年7月4日)
13年 9勝13敗
14年 5勝6敗
得意の自撮りを披露
- DeNAファン感謝デー トークショーに登場したメンバーと一緒に得意の自撮りを披露するDeNA三浦大輔(右端)(写真は2015年11月28日)
15年 6勝6敗
16年 24年連続安打 ギネス世界記録
- DeNA対中日 2回裏DeNA2死一塁、三浦大輔は左前打を放つ(写真は2016年7月11日)
- ギネス世界記録認定 「プロ野球投手による安打を放った最多連続年数」ギネス世界記録の認定証を手に記念撮影に応じるDeNA三浦大輔(写真は2016年8月22日)
16年9月20日 引退会見 0勝2敗
- 横浜市内のホテルで引退会見をする三浦(撮影・狩俣裕三)
16年9月29日 ラスト登板 6回1/3、10失点で3敗目
- 7回表1死、降板となり感極まった表情をみせるDeNA三浦(撮影・野上伸悟)
- 引退セレモニーで背番号と同じ18回胴上げされるDeNA三浦(撮影・松本俊)
通算172勝184敗(29日現在)