広島小窪哲也内野手(31)が8回に代打で適時二塁打を放ち、ダメ押し点を奪った。

 4点リードの8回。2死一、二塁の場面で代打松山の代打で小窪に出番が回ってきた。ヤクルト5番手久古の1ボールからの外角球を捉え、右中間を襲った。二塁走者を迎え入れる適時二塁打で7月30日DeNA戦(マツダスタジアム)の満塁本塁打以来の打点を記録した。

 「しばらく打てていなかった。シーズン中は悔しい思いもあった。CSや日本シリーズで貢献できるようにやっていきたい。取り返すチャンスはあると思うので、いい結果を残して自信を持って臨みたい」。頼れる代打の切り札が大事な戦いを前に調子を上げてきた。