日本ハム中田翔内野手(27)が、アーチでファンを沸かせた。

 7日の紅白戦は、北海道各地で巻き起こった台風被害支援の「チャリティーマッチ」として開催。募金したファンがスタンドに陣取る、異例の雰囲気の中で行われた。「4番一塁」の定位置でスタメン出場。1回の第1打席で、新人王候補の高梨から左翼ポール直撃の3ランを放った。本塁に生還する直前には、ヘルメットを脱いで両手を突き上げ歓喜のポーズ。サービス精神十分に、集まった観衆1万1278人を盛り上げた。

 「(観衆も入り)久々に、ちょっと気持ちも入ったね。お客さんいると、いないのでは全然違う」とクライマックスシリーズ・ファイナルステージへ、本番さながらの予行練習を披露した。