西武辻発彦監督(57)が17日、21年ぶりの古巣ユニホーム姿を披露した。監督就任後、初めて西武プリンスドームで行われた秋季練習を指揮。「(背中のTSUJIの)スペル、合ってますか?」と報道陣を笑わせながら、「あらためて、いよいよこれから始まるという気持ちになりました」と、表情を引き締めた。

 主力組による投内連係やノックを見守り、ブルペンもチェック。同じ佐賀出身で自身が背負った背番号「5」を引き継ぐ鬼崎には、ティー打撃中に身ぶりを交えてアドバイスを送った。 気温15度と肌寒さを感じる中での練習だったが「寒さは気にしないので、全然大丈夫」ときっぱり。「自分らしく、選手と同じ方向を向いて一緒に戦っていきたい」と力を込めた。