大阪桐蔭から7年連続のドラフト指名となった。日本ハムから5位指名を受けた高山優希投手(3年)は「なかなか名前が出ずに焦っていた。選ばれてホッとした」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 昨秋の明治神宮大会で150キロを記録した左腕が、北海道に行ったのは高校2年夏前の招待試合の1回だけ。積雪の経験はない。「寒さには強い方だと思うから楽しみ」。

 日本ハムには目標とする大谷と大阪桐蔭の先輩である中田がいる。「(大谷は)考えられないような記録を打ち立てた方。自分もそうなりたい。(中田は)4番を背負っているどっしりした方。背中を見ながらいろいろと学びたい」と対面を楽しみにしていた。

 野球を始めた小学1年から夢はプロ野球選手。中学の卒業文集にも記した。「やっとスタートラインに立った。レベルが高い所でどこまで通用するのか、期待も不安もある。1日でも早く1軍で打ち込んでいる姿、頑張っている姿を見せたい」と夢の舞台での活躍を誓った。