ソフトバンクから2位で指名された最速154キロ左腕、江陵・古谷優人投手(17)が22日、北海道・幕別町内の同校で指名あいさつを受けた。

 工藤公康監督(53)と王貞治会長(76)から贈られたサインボールを受け取り感激。「本当に価値がすごくあるものなのでうれしいです」と顔がほころんだ。

 5球団競合の創価大・田中正義投手(22)に続く2位での指名。作山スカウトは「球団としては1位でも欲しいくらいだった。2位で残っていたのは非常に幸運だった」と高評価。将来の先発ローテ入りへの期待を寄せられ、古谷は「死ぬ気で頑張る」と気を引き締めていた。