本塁打王に挑戦状だ。日本ハムからドラフト4位指名された専大・森山恵佑外野手(22)が25日、神奈川・伊勢原市内の専大体育寮で指名あいさつを受けた。大学通算4本塁打だが、4年春に神宮のバックスクリーンへ推定135メートルの特大弾を放っている。左の強打者は「長打力を含めたバッティングをストロングポイントとしてどんどんアピールしたい」。今季39本塁打のレアードが獲得した本塁打王タイトルも「いつか取りたい」と目標に掲げた。

 プロへの第1歩を踏み出したこの日は日本シリーズで専大OBの広島黒田が先発。日本ハムの応援をしつつ、胸中は複雑。「偉大な先輩に少しでも追いつけるようにしたい」と、入れ替わりで飛び込むプロの世界での活躍を誓った。

 11月に東都入れ替え戦が控えており「1部に残留して下の代にバトンを渡したい」と、主将として大学最後の仕事を果たすため、バットを手に練習に向かった。