早大が慶大に雪辱し、勝負を３回戦に持ち込んだ。

　早大は１回２死後、日本ハムから２位指名を受けた石井一成遊撃手（４年＝作新学院）が先制アーチをかけ、２回には先発の竹内諒投手（４年＝松阪）が自ら左前打して１点を加えた。竹内は慶大打線を５安打１失点に抑え、今季３勝目を完投で挙げた。

　高橋広監督（６１）は「竹内が安定して投げてくれた。石井もよくなっている」と話していた。