オリックスの新助っ人候補は「ペドロ・マルティネス3世」!? 

 高知秋季キャンプの5日、外国人テスト生のゴンザレス・ヘルメン投手(29)とカルロス・ピメンテル投手(26)が合流。ヘルメンは今季ロッキーズで40試合登板など、メジャー通算129試合の実績を誇る。150キロ超の直球が武器だが、さっそく100メートルの遠投を披露。「真っすぐが一番の強みだよ」と母国ドミニカ共和国でウインターリーグに出場していたとあって準備万全だ。その姿に酒井勉育成コーチは「球が強くて打者に威圧感を与えそう。投げ方がラモン・オルティズみたい」と例えた。08年にオリックスにも所属したオルティズはメジャー通算87勝で「ペドロ・マルティネス2世」と大投手になぞらえられた。ヘルメンもペドロを尊敬しており「小さいころから投げ方をまねしてたよ」と明かした。明日7日にブルペン入りし、ベールを脱ぐ。【大池和幸】