来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前の強化試合で、侍ジャパンがオランダにタイブレークの末、サヨナラ勝ちした。大野奨太捕手(29=日本ハム)が10回1死満塁で適時打を放った。

 小久保裕紀監督(45)は「いろいろありすぎたんで何を話せばいいかわからないんですけど、日本の野球では馴染みのないタイブレークを経験できたので、本番に向けてプラスになったと思います。本職じゃない菊池がショートを守ったり、かなり負担をかけたと思いますね。初めてのタイブレークで、初選出の岡田が良く投げました。(サヨナラの場面は)大野にかけました。スクイズも考えましたけど、出さなくて良かったです」と振り返った。