ロッテ江村直也捕手(24)が24日、“神判定”について語った。

 前日23日のファン感謝デーで、タレントの稲村亜美がマウンドに上がり、平沢と1打席限定の“真剣勝負”を行った。稲村はフルカウントからボール球を投じたが、球審を務めた江村が「ファウル」と宣言。本来なら四球のところ、勝負を続行させた。最後は平沢が空振り三振だった。

 真意を問われた江村は「とっさですね。やっぱり、(稲村亜美は)テレビでよく見る方。寒い中、よく投げてくれてたし、あっさり終わっても、ファンの方も楽しめないでしょう」と説明した。好判断? で、スタンドを盛り上げた。ファンからは「江村、いいぞ!」と声をかけられていた。

 この日は、QVCマリンで契約更改交渉。30万円アップの年俸980万円で更改した。今季は田村に続く第2捕手として働いた。「球団からは、田村を追い越すぐらいの気持ちでやれと言われました。(田村に)全て負けているから、田村の方が多く試合に出ている。まずは守りですね。そこから打撃を上げていきたい」と決意を口にした。(金額は推定)