東都大学リーグ2部の駒大で来季から指揮を執る大倉孝一新監督(54)が26日、都内で行われた駒大OB総会で就任あいさつを行った。侍ジャパン女子日本代表の監督を務めた大倉氏は、9月のW杯で大会5連覇を達成。母校の監督就任に「ものすごい責任を感じている。目標は毎年勝ち続けて、日本一を続けること」と決意表明した。

 「大倉スタイル」で勝負する。06年から女子日本代表を指導し、男子チームでの監督経験はないが「誰に対しても指導法は変えない。バッテリーを整備して、失点を計算できるチームをつくる」と話した。駒大OBで前DeNA監督の中畑清氏(62)からは「とにかくお前らしくやれ」と激励された。同OBで元オリックス監督の石毛宏典氏(60)からも「OBも結束して、大倉監督とチームを盛り上げたい」とエールを送られた。

 新体制となる来年度は1月8日に始動。また、年明けから東京・世田谷区内のグラウンドの全面人工芝張り替え、合宿所と室内練習場の建て替え工事に入る。