阪神高宮和也投手(34)が28日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、400万円ダウンの推定年俸2600万円でサインした。

 今季も左腕セットアッパーとして期待されたが、5月上旬に右脇腹筋挫傷で2軍に降格して以降は1軍に昇格できず、16試合に登板して0勝1敗、防御率6・39だった。

 「今年はすごく不本意な形で、チームも個人的にも悔しい思いをした。来季は見返せるように頑張りたい」と話した。来季は岩崎らと中継ぎ左腕のポジションを競う。「左の中継ぎ投手として負ける気はありませんし、チーム内の競争もあると思う」と決意を口にした。