DeNA藤岡好明投手(31)が5日、横浜市内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の1200万円で更改した。

 今季の開幕直後に日本ハムから金銭トレードで移籍。4月は、リリーフとして3連投を含む9試合に登板も、同26日の中日戦(横浜)で右肩の違和感を訴えて降板。以降、1軍復帰出来ぬままレギュラーシーズンを終えたが、広島とのCSファイナルステージ第4戦で復帰登板を果たした。「(球団からは4月に)無理をさせたな、とありがたい言葉をいただきました。来年はもっと長く投げたいと、あらためて思いました」と口元を引き締めた。

 プロ11年目のシーズンを振り返り、「トレードは自分にとってすごくプラスになった。ケガも実力のうち。このオフはケガをしない体をしっかりつくりたい。(今季は)チームがいい方向にいっている時に何も出来ず、悔しかった。この悔しさを来年にぶつけたい」と決意を新たにしていた。(金額は推定)