西武岡田雅利捕手(27)が6日、西武プリンスドーム内で契約更改交渉に臨み、200万円アップの年俸1600万円でサインした。

 3年目の今季は47試合に出場。フルシーズン1軍メンバーも、スタメンマスクは22戦にとどまった。球団からは控え捕手の役割を評価されたが「森も出てきて、後半戦は出られない部分もあった。出場機会が減ったのは自分の力不足。炭谷さん、上本さんもいますし、抜かす意識でないと上にはいけない。(控えに)甘んじることなく、1番を目指してやっていきたい」と力を込めた。

 辻監督の下で迎える来季へのアピールポイントを問われると、「アピールポイントは元気だと思うので、そういうところでベンチに必要だと…、何を言ってるんすか!」とひとりツッコミ。表情を引き締め直し、「自分は守備の選手だと思っている。その部分で投手陣を引っ張っていけたら。配球や相手バッターを見ること、そして盗塁阻止。(炭谷)銀仁朗さんを越えられるように、送球もしっかりやっていきたい。1番を目指してやるしかない」と、意気込みを示した。(金額は推定)