阪神矢野作戦兼バッテリーコーチが若手捕手に“飲みにケーション”のススメだ。「自分を知ってもらうことと相手を知ること。一緒に食事に行けば、『ああ、こんな考えを持ってるんや』となる。キャンプとかでもそういう機会はあるはず」。能見、藤川、安藤らベテラン投手と酒を酌み交わせば、食事をともにすれば、必ずリード面にも役立つと力説した。

 矢野コーチも中日時代に小松辰雄氏(57=野球解説者)と頻繁に食事をともにして投手目線の思考を勉強したという。投手の性格を把握することも捕手の重要な仕事。矢野コーチは「キャッチャーにはそういうことも必要。やった方が絶対にいい。最初の1歩。そこを踏み込んでいけばプラスになる」と呼びかけた。23日は浜中2軍打撃コーチとサンテレビの番組「熱血! タイガース党」に生出演した。