日本ハム栗山英樹監督が26日、来秋ドラフト会議のくじ引き役を任されるための秘策を明かした。

 「今のままだったら、たぶん引かせてくれないんでしょ?」。

 「とりあえず、データを取りにいく。ドラフトボックスを作って、1カ月間、毎日引いたよ」。当たりくじの場所が「偏るんだよ」。

 この日、右手を振り下ろすしぐさを見せ「雪の中に、正拳突きじゃない」とニヤリ。「必死にやって『監督なら』と思ってもらう姿勢を見せるしかない。言葉じゃなく、姿」と力説。

 北海道テレビの情報番組に生出演し、来季の大谷について「(1人による二刀流ではなく)2人いると思ってやってほしい」と注文をつけた。今季については「チームを日本一にするという点からは合格」としたが「(出場)試合数は、もっといける。今季の概念を外して考えていきたい」。