日本ハム栗山英樹監督(55)が大みそかの31日夜、住居を構える北海道・栗山町の栗山天満宮を参拝し、連覇を祈願し、恒例の新年カウントダウンの太鼓を打ち鳴らした。

 「日本一になった良い年が終わった」と、16年を感慨深げに振り返りながら、17年のテーマを「生」と定め、気持ちを切り替えた。

 12年に就任1年目でリーグ制覇を果たしたが、翌13年は最下位に終わった。「同じ轍(てつ)を踏まないために、新しいことを生み出さないと」と、守りに入ることなく攻め続ける。そのためにカギを握るのが「広島」。「(中田)翔も頑張って新しいものを生み出さないと。有原も上原もそう。大田だってなんで来てもらったのか。広島が肝になるんじゃないか」。さらにドラフト1位の広島新庄・堀瑞輝投手(18)の名前も挙げ、広島出身選手たちの活躍に期待していた。