昨秋の明治神宮大会で準優勝した首都大学リーグの桜美林大が9日、東京・町田市の同大グラウンドで連覇へ向けて始動した。

 ロッテ1位の佐々木千隼投手(4年=日野)を擁し、昨秋リーグ初優勝。津野裕幸監督は「千隼の姿を後輩たちはずっと見ていました。4年生が抜けましたが、庄司(3年)安田(2年)土井(1年)など誰が出てきてくれるのか、どれだけやってくれるのか楽しみがある」と見据えた。佐々木をリードしたプロ注目の大平達樹捕手(3年=桜美林)は明治神宮大会で2試合連続弾を放った。二塁送球タイムは1・9秒。「高校の時は1・81秒でした。この冬は、もう少し体に切れを出して1歩目を速くしたい。いつか千隼さんと同じ舞台に立ちたいです」と言った。