西武辻発彦監督が新人合同自主トレを視察。ドラフト1位、今井達也投手を2月のキャンプで1軍に推す考えを示した。

 「遠投とかを見ていた時点で、持っていると感じていた。今日は本人としても六分程度の力の入れ方だと思うけど、それにしてもバランスがいい。フォームの崩れがない」。

 キャンプではオープン戦で登板できるコンディション、体力づくりもテーマだが「キャンプにはもっと意義がある」。主力を見て勉強する。自分はまだまだだと危機感を持つ。年長者とコミュニケーションを取る。「そういう経験は必ずプラスになる」。

 キャンプでは、今井の投球数や負荷を慎重に制限する方針だが、一方で「3年、4年と待つつもりはない」とも。「あれだけの素材、1日でも早く1軍で活躍できるようにするべき」。