楽天の新人14選手(育成4人を含む)が20日、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城・名取市内の閖上(ゆりあげ)地区を訪問した。

 震災発生から6年が経とうとしているが、今も大半が更地となっている。慰霊碑の前で手を合わせ、黙とうを行った。ドラフト1位の藤平尚真投手(18=横浜)は、「ここに来て、いろんな話を聞いて、すごい特別なチームに来たので、自分もこの震災の復興のために少しでも出来ることがあったら、全力でやっていきたいなという気持ちです」と声を絞り出した。