ソフトバンクのドラフト1位田中正義投手(22=創価大)が24日、「ノースローデー」を実行した。この日の新人自主トレは、キャッチボールも参加せず、ノックでの軽いトス程度だけにとどめた。「1月入って投げ続けてきた。1回休ませようと思いました」。合同自主トレ開始の9日以降、休日以外は最低キャッチボールは行ってきた。肩の「完休」は初めてだった。

 大学3年から「休む決断も大事だと思うようになった」という。休日でも、軽いキャッチボールをすることが多かったが、メリハリも重要と感じていた。「肩に少し疲れがたまってきたかなという感じはする」。休日予定の25日も含め2日間の「連休」を決断した。

 当然、次へのステップという目的がある。「次のクールでは1、2回ブルペンに入りたいので」。自身の「休日明け」となる自主トレ最終クールで、キャンプ前への総仕上げをする。