ベテラン、中堅、若手、助っ人の力が融合し首位を走る。ヤクルトが連勝し12球団最速で貯金10とした。最速は池山隆寛監督(60)が現役時代で日本一の97年以来29年ぶり。4月中の到達も同年以来2度目だ。指揮官は「またこの貯金を増やせるように僕ら必死にやっていくだけ。負ければまた10に挑戦していかないといけない」と力を込めた。
4回までは両チームともチャンスをつくりつつ無得点で5回表2死一塁。来日6年目のサンタナが甘め148キロ直球を捉え、右中間へ5号の先制2ラン。コンディションの問題で途中後退が続くが3試合連続長打と打撃で貢献中だ。
プロ13年目の先発高梨は4回までピンチはありつつ無失点。先制直後の5回裏も2死二塁から小園に左前打を許したが、左翼に入ったばかりの赤羽が好返球で本塁で二塁走者を刺した。5回1/3を無失点で無傷の自身2連勝。6回1死二塁で降板し、2番手荘司が2奪三振で点を与えず。7回は開幕前に支配下昇格の広沢がプロ初のリードが3点以内の場面で登板。3者凡退で初ホールドを挙げた。池山監督は「リランソが抜けた中でそういうところを任せていこうというところだった」と話した。
リリーフ陣も無失点で2試合連続完封勝利。8カードで7度目のカード勝ち越しで2位阪神とのゲーム差は今季最大の2となった。
ヤクルト・サンタナ(5回に先制2ラン)「強打できる球をずっと待っていて、それがきて仕留めた。それに尽きます。毎朝ムネ(村上)がどんな活躍をしているか楽しみにしている。本当にうれしいし、楽しそうな感じでやっているのでこれからも期待している」
▽ヤクルト・キハダ(10試合連続無失点、NPB初登板からの連続セーブ記録も更新中)「自分がやることを毎日やるだけなんで。いつも通りいい感じです。(10連続セーブは)意識していない。長いシーズンなので1日1日重ねるだけです」
▽ヤクルト高梨(先発し6回途中無失点で無傷の2勝目)「そんなに状態が良くない中で。6回任せてもらったので最後までいきたかったですけど。しっかり粘れたので良かった」
▽ヤクルト広沢(2点リードの7回に登板しプロ初ホールド)「3点差以内(のリード)で投げたのが初めてだったので、緊張したけどいつも通り投げられた。リランソが離脱しちゃったので、みんなで助け合っていかなきゃいけない」
▽ヤクルト荘司(6回1死二塁から2三振で火消し)「今季初めての勝っている試合での登板でチームの力になれるようにと。誰かが離脱してしまった場合でも、こうやってみんなで補い合って勝利を1つずつ積み重ねていければいい」
▽ヤクルト清水(2点リードの8回に登板し無失点)「久しぶりに8回を投げさせてもらって。高ぶるものもありましたし、今チームがいい状況なので、その流れに乗っていけるように頑張りました」



