日本ハム大谷翔平投手(22)が合同自主トレに合流した。同地に到着した28日夜から、38度を超える発熱。前日29日の朝には微熱まで下がったが、大事を取って、合同自主トレ初日の練習を欠席していた。両足に張りを抱え、キャンプ序盤は別メニュー調整となる可能性もあり、不安の多いスタートとなったが、練習を再開した。

<大谷の主な体調不良>

 ◆壮絶な年越し 1年目のオフ、実家の岩手で過ごした13年12月30日~14年1月1日まで感染性胃腸炎で寝込んだ。腹痛、発熱、吐き気で大みそかの夜に救急病院へ。熱は39度、点滴治療を受けたことを同3日の自主トレ公開時に明かした。

 ◆復帰即162キロ 14年9月26日ロッテ戦後のどの痛みを訴え、2日間休養後にチーム合流。復帰戦の10月5日楽天戦(札幌ドーム)で当時公式戦最速タイ162キロをマーク。

 ◆開幕10日前ダウン 初の開幕投手が決まっていた15年3月17日、オープン戦の広島戦(札幌ドーム)を風邪で欠場。翌日練習に復帰、調整の実戦登板を1日ずらし開幕戦では勝利投手になった。

 ◆急きょ回避 昨年8月26日西武戦(大宮)に「3番DH」で先発予定だったが、試合直前に1度発表されたスタメンを外れた。試合前の練習には参加したが、のどの違和感など風邪の症状を訴え、試合開始10分前に球場を後にした。2試合欠場後に復帰した。