日本ハム渡辺諒内野手(21)が、身をすくめた。二塁守備の練習中、ノックをはじいて失策。ボールは芝生の上を転々として、ちょうど栗山英樹監督(55)のそばで止まった。拾おうとボールに近づく指揮官に、渡辺は「あとで拾います。置いておいてください」と冷や汗。一緒にノックを受けていた杉谷拳士内野手(25)も「あ、おまえ監督に拾わせるなよ」とツッコんだが、同監督は「いいよ、いいよ」とボールを手に。渡辺は「本当にすいません…」。この日、誰よりも恐縮していた。【日本ハム担当 本間翼】