ロッテは8日、2軍がシート打撃を行った。一番、目立っていたのは、2年目左腕の成田翔投手(19)だ。

 打者5人を4三振、二ゴロと完璧に抑えた。

 大木は外角真っすぐで見逃し三振。

 柿沼は膝元へのスライダーで空振り三振。

 猪本は内角真っすぐで空振り三振。

 脇本は低めスライダーで二ゴロ。

 香月は外角低めのスライダーで空振り三振。

 ルーキーだった昨季は夏場に左肘に炎症が出て、1カ月ほど投げられなかった。それからはインナーを鍛えるなどして筋力アップ。体重も増え、75キロを維持している。

 「今日は空振りも、ファウルも思うようにできました。自分の有利なカウントで投げられたのが収穫です」と納得できた。台湾・ラミゴとの試合(11、12日)に登板予定。1軍昇格へ、アピールのチャンスだ。【ロッテ担当 古川真弥】