今キャンプ初めて行われた紅白戦で、集まった1200人のファンから最も大きな歓声を受けたのは、白組3番の堂林翔太内野手(25)だった。

 1回の打席で死球を受けた堂林は、3回2死走者なしから塹江敦哉投手(19)の内角真っすぐにうまく反応して左中間へはじき返した。白組唯一の長打となる二塁打に、活躍を期待するファンから大きな拍手が送られた。「ああいう打席が増えれば、見られ方も変わると思う。ちょっと差し込まれましたが、うまく回れた」。挑戦中の外野でも左翼でスライディングキャッチを見せるなど、ファンを沸かせた。【広島担当 前原淳】